INTERVIEW

嘘にまみれた広告を
つくってきた私が
やっと出会えた最高のやりがい。

Azusa T.
販売促進部
Azusa T.
販売促進部
Azusa T.
Profile
新卒で広告代理店に勤務し、2017年にランクアップに入社。現在は会報誌『マナラビューティー』の制作や『マナラブ+』の編集長を務めながら、営業企画チームのリーダーとして部下の育成にあたる。好きなものはマナラとコーヒーと最愛の息子。

身も心もボロ雑巾のようになった
壮絶なブラック企業時代。

幼い頃からずっと夢だった「自分がつくった広告で誰かの心が動く」を実現するために、新卒では広告代理店に入社しました。「この商品を宣伝してください」というご依頼を、企業から様々に受ける日々。ずっとやりたかった仕事をしているはずなのに、何故か満たされなかったんです。どうしてか?それは、必ずしも自社商品を愛している担当者ばかりではないという現実を目の当たりにしたからでした。「生みの親である会社の人が、そんな雑な扱いを!?子どものように大切な存在じゃないの!?」と、悲しい気持ちになったことも。そこから「開発者が大切にしている製品の広告を作りたい」と、自社製品愛のある会社で広告宣伝をすることに興味が湧いてきたんです。

ただ、すぐにランクアップへ辿り着いたわけではありませんでした。とんでもないブラック企業に入社してしまったんです。「私たちの会社は、商品を大切にしているよ」その言葉と、担当者の笑顔を信じ入社を決めるも、私の人生は悪い方向に進んでいきました。いざ広告を制作しようと、先輩に業務内容を聞いてみると、そこには信じられない現実が…。大袈裟な体験談で、お客様の目をごまかすかのような広告をつくったり、誤解を招きそうな表現を平気で使ったり…。それでも売れない商品は、電話でしつこくセールスをするような、モラルのかけらもない会社だったのです。製品を大切にするどころか、お客様になんてひどいことを…!親や友人に「どんな仕事しているの?」と聞かれた時には、恥ずかしくて自分の仕事を誇れず、「まぁね…」とうやむやにして隠していました。そんな生活も長くは続かず、どんどん身も心もボロ雑巾のようにクチャクチャに…。「このままでは人生台無しになる。」と、再度転職活動を始め、ランクアップを転職先候補として見つけました。

ランクアップは広告代理店時代から話を聞いたことがあり、「社員がキラキラしている」という印象がありました。こんな生活も自分も変えたくて、ランクアップの採用に応募。緊張しながら面接に向かうと、パーンと太陽のように明るい社長の岩崎が話してくれる、理念や製品への愛の深さに衝撃を受けたんです。社風に惹かれたのももちろんですが、面接の後に本当にその製品が欲しくなったのは生まれて初めての経験で、「この製品のことをたくさんの人に伝えたい、これなら本気でお勧めできる気がする」とゾクゾクするほどの予感の中で入社を決めたのを覚えています。
「また、入社してみて全然違ったらどうしよう…」と不安になりましたが、今度は転職大成功でしたね(笑)。

Azusa T.

深く愛された製品は、
人生にさえ寄り添っていく。

入社してまず驚いたのは、ランクアップはお客さまの声が本当に続々と集まってくる会社だということです。毎朝の朝礼での共有に始まり、30分に1回はお客さまアンケートの回答や、お電話に接している気がします。「たった一人の悩みを解決する」と理念に掲げているのは知っていましたが、ここまで浴びるほどに「たった一人」の声と向き合う機会を持っているのか!とびっくりしました。

中でも特に覚えているのは、「今まで避けていた人前に出ることを、マナラのおかげで新しいことにチャレンジできた」と、体験談コンテストに応募・出場されたり、新たな挑戦をされていたお客さまのこと。そんな姿を見ると、私たちの製品が、人生を変えることができるなんて、とても光栄なことだと感じられてなりません。社員一人ひとりがお客さまの存在を感じながら働けていることが会社の強みになっていると思いますね。

もう一つ、「雰囲気で売ろうとしない」姿勢がランクアップの特徴なんじゃないかと感じています。世の中には、インパクトを狙った広告を打つ、あるいはブランドの世界観で売ろうとする企業もある一方で、ランクアップは開発者の想いを第一に、共感していただくことを大切にしています。私自身も、この製品がどんな想いで生まれたか、どんなふうに使っていただきたいか、さらには実際に使っていただいたお客さまのお悩みがどう解決したか、お客さまにはその先、どんな姿になってほしいかまできちんとお伝えしたいという信念があります。会社と自分の価値観が一致しているからこそ、嘘がなく、誠実に、そして誇りを持って働けている気がします。

もちろん前職までもこだわって制作をしてきたつもりですが、ランクアップに来てようやく「事実やエピソードを丁寧にヒアリングして書こうとする姿勢」をまっすぐ求めてもらえた気がして、これまで泥臭く頑張ってきてよかったなと思いました。どんどんやる気が湧いてくる、ここでならもっと頑張れる。転職直後、「仕事が面白すぎてトイレに行く時間も惜しい!」と自分で書き残しているんですが(笑)、あの頃のあの感覚は今も身体に刻まれています。

自分が会社のファンだからこそ
自分が「読みたい」企画をつくる!

入社6年目にして、新たな試みに挑みました。「マナラブ+」という、マナラ化粧品の特別で大切な一部のお客さまのみに向けて発行する会報誌を、私の発案でつくったんです。普段から書き溜めていたアイデアを、ある日一気に企画書にして、社長に「これが、私がお客さまに伝えたいことです!」と直談判に行きました。「一回やってみて、反応が悪かったらやめるからね」と言われなんとか実現したのですが、大変な反響をいただき、今では隔月で発行する冊子へと成長しました。発行すると毎回何百通もの感想をいただいて。「電車の中で通勤中に読んでます!」「編集長のTさん、頑張ってね!」という温かいお声をいただき、本当にチャレンジしてよかったと心から思っています。

直談判までして企画したきっかけは、マナラのことを好きでいてくださる大切なお客さまとより良い関係性を築くには、製品の紹介ばかりではなく、私たちがもっと自己開示したほうがいいんじゃないかと思ったことにあります。そこからお客さまと社員たちの交換日記のような冊子を目指して、社員が実践している美容法や、社員一人ひとりの個性など等身大の私たちを掲載するようにしました。もちろんお客さまにもご登場いただいていて、マナラ愛を語っていただく記事も連載で掲載しています。日々届くアンケートに目を通すと、皆様とても楽しんでくださっているようで、ぐっと距離感が近づいたような気がします。私が「読みたい!」と思える企画しかつくっていないので、内容に関してはすごくかったよっているかもしれません(笑)。ですが、自信はありますね。

そんなふうに楽しく働いている一方で、販売促進部として「売らねば」というプレッシャーとは常に向き合っています。しかもランクアップの場合は「たった一人の悩み」に寄り添った結果として「売り上げの数字」を出していく必要もあり、両立によく頭を悩ませています。
一つの広告に複数の目的を詰め込まず、「これはファンをつくるために」「これは売るために」と分けて広告としてのインパクトを出すようにする。もちろん出稿後は個別に効果を計測し、成果に繋がらなかったものについてはかなり厳しくブラッシュアップ。サンプルの送り方ひとつにしても、「なぜこれをあなたに送っているか」がパッと伝わるようにするなど、デザインからライティングまで日々研究を重ねています。ただ、その難しさを乗り越えることにやりがいや楽しさも感じていて、実際に手応えが得られた時の嬉しさは格別なので、この仕事は本当に天職だと思ってますね。

Azusa T.

制作物の先の「たった一人」を
心に浮かべて伝え続ける。

この会社に入るまで、私は自分が広告で売ったものをお客さまがどのように活用していて、どんな体験が生まれているかを知らなかったんです。きっと、今まで勤めていた会社がお客さまに対してあまり関心を持っていなかった影響も大きかったと思います。

ランクアップは「たった一人の悩みを解決することで、世界中の人たちの幸せに貢献する」と理念を掲げています。そして常に真摯に耳を傾けているからこそ、いろんなお悩みが集まってくる。そしてたった一人の悩みから商品が開発されることで、共感の連鎖が生まれ、製品を使って得られる体験をお客さまが目を輝かせながら話してくださる。その声を聞いている時が、最も心が熱くなる瞬間です。お客さまの語る言葉一つひとつ、そして想いを受け止めて、次の連鎖を生み出すために、ちゃんと伝えなければいけない。そんなふうにいつも気持ちを新たにしています。

数字で手応えを得る喜びならこれまでもよく知っていましたが、数字の向こうの、そして制作物の先の「たった一人」に想いを馳せ、伝えられるようになったこと。それが私にとって大きな変化だったんです。これからもお客さまのお悩みや想いを肌で感じながら、「たった一人」に届ける力を磨き、世界中の人が幸せになる未来を、ランクアップで実現していきたいと思います。